8月23日は「くるり」のライブを横浜ベイホールで観ました。
くるりはメジャー1stアルバムをリリースした頃から聴いていたバンドで
ライブを観たのは今回が初めてでしたが、思い出は多くあります。
(数か月前の2023年7月12日(水)に「BABY Q 東京場所」岸田繁さんと曽我部恵一さんが出演した弾き語りライブは観ています。)
90年代後半以降、rockin’onやROCKIN’ON JAPAN、BUZZ、CROSSBEAT、snoozer、Player、Music Magazine、MUSIC LIFE、IN ROCK等音楽雑誌はよく読んでいましたし、テレビ、ラジオとチェックして、当時人気のバンド、ミュージシャンは自然と知っていて、くるりはその中でも注目しているバンドでした。
1998年から2000年代前半は僕も若く好奇心旺盛で洋邦問わず、特にROCKは手当たり次第に聴いている時代。
(振り返ると、以降もずっと音楽に熱中していましたが、当時が特に音楽を聴いていた時間が長かったです。)
その頃にくるりの音楽を聴いていた時の日々や風景等の記憶も思い出しますし、ディスクレビューやライブレビュー、インタビュー等を読んでいて記事の内容も良かったですし、音楽に対する考えや嗜好を知り、音楽文化を楽しむ上でとても思い出深いです。
(BUZZ紙面でナンバーガールの向井秀徳さんとの対談、キングクリムゾンのロバート・フリップとの対談、snoozerでのコラム等、もう20年以上前と思いますが、記憶に強く残っています。)
それから現在に至るまでくるりは素晴らしい楽曲を多くリリースしてきましたので、今回のライブはとても楽しみにしていました。
横浜ベイホールには元町中華街駅から歩いて行きました。
僕は横浜生まれの横浜育ちで実家からも近い場所ですので、馴染み深い景色でもあります。
海に近く、横浜らしい雰囲気のライブハウスです。
大勢の観客が集まった会場でライブスタート
<セットリスト>
- LV30
- LV45
- ワールズエンド・スーパーノヴァ
- 琥珀色の街、上海蟹の朝
- 赤い電車
- トレイン・ロック・フェスティバル
- Morning Paper
- In Your Life
- California coconuts
- 真夏日
- 八月は僕の名前
- 愛の太陽
- つらいことばかり
- スラヴ
- ホームラン
- Liberty & Gravity
- ハイウェイ
- ワンダーフォーゲル
- ばらの花
- 虹
- ロックンロール
アンコール - Tokyo OP
- THANK YOU MY GIRL
- 奇跡
1曲目は「LV30」、僕にとってもフェイバリットアルバムの「TEAM ROCK」収録曲。
懐かしく琴線に触れるメロディー、まさに「青春」という感覚で2000年代前半に
タイムスリップするかのようです。
そして「LV45」、「ワールズエンド・スーパーノヴァ」、「琥珀色の街、上海蟹の朝」
「赤い電車」と様々に音楽性を変えて素晴らしい曲が続き、もう最高でした。
曲から曲の切り替え部分の演奏が凄くかっこよかったり、素晴らしいミュージシャンシップに感動。
新曲の「In Your Life」、「California coconuts」、「Liberty & Gravity」、「ハイウェイ」、
「ワンダーフォーゲル」、「ばらの花」、「虹」、「ロックンロール」、「THANK YOU MY GIRL」と
自分にとってフェイバリットソングが目白押し、「虹」なんてくるり以外にはない音楽で1999年当時を思い出し感慨深く、オールタイムから選ばれた20曲以上、MCも含めて2時間半、感動のライブでした。岸田さんと佐藤さんのMCも話題豊富で面白かった。
サマーソニックから3日という間隔で翌日も仕事で忙しいスケジュールでしたが、本当に観て良かったです。